僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

焼酎が流行った理由

Macchiさんが 焼酎について書いてらっしゃるので 私もちょっと考えて書いてみます。
なぜ 焼酎が流行ったのか?

1、値段が安かった。
2、本格焼酎(乙類)が美味しいから。
3、マスコミの影響。
4、日本初の ハードリカーだったから。

まず 1、 値段は税金が安くて 安価で提供できたというのは 大きかったと思います。特に 酎ハイとかに使っている焼酎は甲類に属して大量生産品の安価製品ですので 量を飲む人に最適だったのでしょうね。さらに これはあまり知られてないでしょうが お湯割りという飲み方があるでしょう。あれは体に優しいのです。なもので そういう人は焼酎のお湯割りを飲みます。

2、は最近の事で 人気が出てきたのは この乙類の本格焼酎というジャンルの焼酎が美味しいということに 皆が気づいたからだと思います。はっきり言って 甲類の焼酎は無味無臭 ウオッカみたいなもんです。特に材料も分らないぐらいの無味無臭なので美味しいとかマズイとか言うほどもないレベルなので 酎ハイに使われるのです。しかし、本格焼酎は素材によって味も香りもちがうし、蔵元もいろんな研究をしていて いいものはスコッチの古いような味わいがあります。アルコール度数もいろいろですし 選ぶ楽しみもあるでしょう。そして 一番の特徴は ほとんどの焼酎は一期一会です。美味しいからといって またそれが飲めるとは限りません。作れる量も限られてるのです。しかし、その分 いろんな種類も多いので いろんなのを試すもの楽しいでしょうね。

3、はマスコミがその辺の事情を知って 騒ぎ立てたのも大きいでしょう。確かにマスコミが騒がなかったら こんなにブームは来てないでしょう。

4、これはほとんどの人が気づいてないかもしれませんが、焼酎は日本で唯一のハードリカーなのです。日本人はあまりハードリカーを飲みません。最近でこそ ウオッカだジンだテキーラだと言いますが、誰も焼酎だ!とは言わなかったでしょう。もし 昔 ウオッカやジンやテキーラと 本格焼酎をブラインドで勝負させて どれが美味しい?って聞いたとしたら 本当に味の分る人だったら 焼酎を選ぶでしょう。この勝負にはスコッチやラムは入れません。 でも 値段とか考えてCPまで考えると スコッチ、ラム、ブランデーをいれても 焼酎が1番かもしれませんね。それほど 焼酎って世界のお酒に対抗できる日本発のハードリカーなのです。 だから気づかないうちに 流行ってたのかもしれませんね。