僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

湯葉食パン

京都には 超高い料亭とか創業何百年とか格式がどうのこうの言う店が腐るほどある。
創業50年とかで偉そうにしてたら ウチは400年ドス とか言われて凹まされます。とまあこんな店の多い京都ですが、今日 ラジオでこんな事を言っていた。
京都の老舗中の老舗の下鴨茶寮の湯葉食パン、要予約で健康によい湯葉を使って作ってるとか 一斤2100円だとか。 どうとかこうとか能書きばっかりほざいていた。
実は 去年の秋 この食パンを いつものように頂いて食べたことがあるのです。
値段は高い事は知ってましたが そんなに高いとは知りませんでした。くれた人も 珍しいのでいっぺん食べてみて という事でくれたのですが 湯葉を使ってるというのでどんなのかな?と楽しみにしてたのですが むっちゃ普通です。どう考えても どう味わっても2100円には思えません。そりゃ湯葉なんて単なるたんぱく質で味なんてしょぼいんだから入れたって味がよくなるわけないです。説明カキには 自分の店は由緒ある店で本来は関係ない食材なんだが最近の食の健康とかを考えてこういう食パンを提案しますと。無理無理の言い訳がたらたら書いてありました。私が想像するに 「食パンでいっちょ儲けたろか」というのが正直なところでしょう。 はっきり言って 本当の老舗は食パンなんか作りません。もともと 老舗だとかいってるのは自分がいってるだけで そんな何百年も前に確認した人なんていないんですから、京都で現在やってる業種が屋号は一緒でも 百年前に同じ業種なお店はほとんどないのです。進化して今に至って 今はこんな料理をやっているというほうが 真実なのです。
こんな老舗は信用できませんので 行く気も起こりません。マスコミもこんな 訳の分からない事を取り上げるなんて マスコミの人(業界人)がお勧めとかいいますが、全て信用できない証拠みたいなものです。まあ 同じ穴の狢みたいなもんでしょう。
あまり老舗とか由緒正しいとか 宮内庁御用達とかに惑わされないようにしたほうがいいですね。 今度は老舗とか伝統とかについて考えてみたいと思います。