僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

うすあじ、、、

薄味を かん違いしてる人が多いんじゃないかと思って 書きます。

薄味でも 2種類あって ひとつは出汁はちゃんと利いてるけど 調味が控えられてる。もうひとつは 出汁も調味も利いてない。
最初のは 薄味でもいいですよね、体の事とか考えてて、美味しいものが食べたいって時は こうやるのがいいかな。でも もうひとつのは 最悪です。
セコイ、不味いで いいとこなしです。
でも ほとんどの店とかは 悪いほうです。その悪いほうなのに 単に薄味だからって 薄けりゃいいみたいなので 美味しいとか言ってる人たくさんいます。
こういう悪い料理は 食べたあと何も残りません。余韻も何もあったもんじゃないです。
しかし、調味だけが薄い料理は 後から美味しかったって思えるような余韻が残るのです。食べた瞬間は んんん?って感じるかもしれませんが 後からちゃんと幅のある味を感じることができます。
この前も書いたけど 出汁だけじゃなくて 例えばとっても風味の強い美味しい小豆があったとすると それに砂糖を入れて餡子を作るとすると 風味も味もない小豆の時より多くの砂糖を入れないと バランスが悪くなるのです。要するに主役と脇役のバランスは絶対対等じゃなきゃ美味しくないんです。 どっちかが負けちゃったり どっちかが勝ちすぎたら それが不味いってことです。
この違いが分らなければいけません。ここで言えるのは 好みの問題ではなく ホントに美味しいか不味いかです。

分りにくいですかね、この説明。。。。