老舗の看板争いってのは よくある話ですが 京都もたくさんあります。
今日の京女さんのブログにも書いてある一澤汎布も先日 ボケた京都地裁の狂った判決で かわいそうな結果を迎えてしまいました。詳しくは京女さんのところを見てね。
例えば 鳩居堂なんかは 銀座のと争ってるし、とらやも東京のとらやと争ってる。それは 東京に遷都したとき 一緒についていったから 京都が本店だけど あっちに移ったんだから 東京だ。ってやつ。
あと 京都の中で今宮神社にあぶり餅ってのがあるんですが そこに２軒のお店があって どっちもがウチが元祖っていつも 大喧嘩してる。400年も。長〜〜。これはかなり有名。まあ これは看板じゃなくて あぶり餅がどっちが元祖か？って争いだけどね。
この前 まつまへや（京都）ってところの 昆布をもらったんですが(上の写真） これまた 面白いぐらい 自分の処が元祖だって言ってます。 中にしおりが 何枚も入って まがい物を 大阪の店(下の写真）が名をかたって売ってると言って その事がひつこく思い切り書いてある。心斎橋の松前屋が粗悪品を名をかたって売っていると書いてあった。そんなことどうでもいいんですが。（笑）
関西では吉兆も兄弟で争ってるし、京都の嵐山吉兆も親子内紛があります。 東京では レーズンサンドの小川軒。目黒と新橋？ どっちが元祖か知らないけど、もめてる。
まあ 真実は第三者には分んないんだけど いい商品を作り続けてくれれば 私達は幸せなんですがねぇ、、、、、
まあ 私としては 元祖だとか老舗だとか言ってる店に そんなにいい店があたくさんあるとは 思ってないのですが。
例えば 今回 「とらや」の最中を頂いたのですが、これは東京の友人がくれたので 東京の「とらや」製です。この「とらや」が はたして美味しいのか？ 不味くはないが そんなに美味しいとは思えない。東京で「とらやカフェ」なんぞ 訳の分んない店なんか出してないで もうちょっと美味しいお菓子を作る精進でもするべきなんですがね。しかし そんな店の商品をありがたがって 高いお金お出してる人が多いんですから 人の舌なんて全く信用できないもんです。しかし もう「とらや」っていう老舗ブランドのイメージができあがっていて このイメージは これからもずっと あり続けるでしょうね。誰かが壊さない限り。
