北京の中心には 長安街っていう 国を代表するメインストリートが４２キロにわたって直線で通っている。天安門広場と故宮をはさんで 通ってる道です。
その長安街はバカ広くて対面１０車線はあるんじゃないでしょうか。
その広い道ですが、ここの道はショボイ車は走ってはいけない事になってます。
まず軽自動車、 小さい車は中国では貧乏臭くて嫌われてます。それに 空タクシー。お客を乗せてないタクシーは 走ってはいけません。見つかると罰金です。中国ではプライドを大切にするのです。
しかし、なぜか一番外側の車線はチャリンコ専用です。その内側がバス。あんまり説得力はありません。なもので もうちょっとしたら軽自動車も走っていいことになったそうです。昔、ある格式の高いホテルでは どうどうとデッカイ看板にシャレード（北京の一番しょぼいタクシー）とチェロキーは お断り！！
って書いてあったそうです。今でも 高級ホテルではしょぼい車は かなり嫌われて 入れてくれても 早く出て行けって感じで 扱われるそうです。
中国では 国産車しか乗ってはいけません。高官が乗ってるのはみんなアウディー。アウディーはドイツですが、中国で作れば 中国製なのです。（なんかおかしい）
なもので 日本車はあんまり走ってません。後発なのです。やっとトヨタが進出してきたところで 今からなんでしょうね。
だから ベンツもほとんど見ることはありません。しかし 最近やっと中国で生産が始まったので これからは 高官はベンツに乗り換えていくでしょうから アウディー危うしってところでしょうか。
中国人は 公害ってこととか省エネとかいうものに 全く関心がなく 同じ車種でも大きい排気量の車を欲しがるそうです。とにかく 高ければいいんだそうです。ガソリンが高かろうが 公害を巻き散らかそうがお構いなしだそうです。
