僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

パトリック ロジェ


ヴァレンタインも大昔に終わり もうすぐホワイトディ。
そんな中 チョコレートの話し。
ヴァレンタインの前に東京の友人が 新宿の伊勢丹で行われていた サロンドショコラに行くので 気になるのはある?って電話がかかってきたので とりあえず パトリック ロジェかな。って答えておいた。
しかし、京都にも伊勢丹はあるので もしかして京都でも サロンドショコラがあるのか?って思ったら あったのだ。で チラシを見ると ロジェのチョコ なんと 4200円。 ガーン!! 
9個で4200円。一個 500円近くするではないか!! 迂闊に頼んだのが失敗でした。
お高くて有名なメゾンドショコラばりである。 一般人にはほとんど有名でないロジェが4200円とは。
時すでに遅しで、先日京都に来た時 持って来てくれました。


という訳で このロジェ お味はと言うと、まあまあかな?いうところでしょうか。はっきり言って値段に見合う味ではありません。しかも、小さい。ゴディバの半分ぐらいの重さかな。。。
確かに 輪郭のはっきりした味付けで、何のチョコかハッキリ分かるので いいと思うのですが、やはり通向きです。 やっぱり 日本人には甘くてミルキーなチョコレートがいいですね。一緒に友人もロジェを買ったらしいんですが みんなには大ヒンシュクだったそうです。

チョコレートについて少し、、チョコレートを作るときに使うチョコレートはクーベルチュールと言って いうなればチョコレートを作る時の原料なのですが、そんな難しい言い方はしないで 高級チョコレートだと思ってください。それを溶かしていろいろやって 美味しいチョコレートを作るのです。が ハッキリ言って クーベルチュールって美味しくない!!ものすごい高級なやつだって 美味しい訳じゃない。カカオ分とか酸味とかが使い分けられるから 便利ってとこでしょうか。そんなのを 美味しく食感よく作るのが難しいんです。でも  ジャンポールエヴァンたらホニャララたら 高級なのが銀座とかに行くといっぱいあるでしょ。
でも そんなに美味しくないんです。チョコレートっていうのは 一番大切なのは 鮮度です。チョコレートって時間が経つと どんなに上手に作ってあっても 分子構造が変わるのです。まあ変わらないように作るのも大事なんですが、、、そんなのは最初からあんまり美味しくありません。
パリの美味しいチョコレート屋さんなんかは 日本に持って帰るなんて言ったら 売ってもらえないようなところもあります。できて数時間までとかいうのもあるぐらいです。生チョコという所以でありますね。
日本のヴァレンタインなんかで売ってるデパートのヤツとか大量生産のは 数ヶ月前に作られたものです。だから そんなに美味しくないのです。やっぱりよく売れてて よく回転してる店で買うのがいいいでしょうね。
この前 友人がパリから ある有名なチョコレートを御土産に持ってきてくれたのですが 最悪でした。その友人も持って帰って食べようとしたら なんとカビてて全滅だったそうです。ケーキは、冷凍とかしても ある程度いけますいが、チョコレートは温度管理が大変なのです。冷やしすぎても温かくてもダメ。時間が経ってもダメ。ケーキより難しいのです。
でも たいして高級なクーベルチュールを使わないでも 鮮度さえよければ とっても美味しいチョコってできるのです。皆さんも そんな店探してみてください。
そうそう チョコレートって 食べるときの温度も大切です。22,3度ぐらいにして食べると より美味しくなりますよ。