僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

月餅屋の水羊羹


今日の一保堂のお菓子は月餅屋さんの水羊羹です。
こんな暑い日の お茶のお菓子には 水羊羹がピッタリです。ここで ゆったりと頂く水羊羹は 一段と美味しく感じます。この 口に含むとさっと崩れるように 口に広がる小豆の風味、後から 追ってくる甘みと寒天の余韻。 まさに 夏のお菓子です。

と グルメライターのような文章はいかがでしたでしょうか? あ〜〜 疲れた。
京都で 水羊羹といえば 甘泉堂さんの水羊羹が最高! ここのは これこそ水羊羹という味。京都に来る事があれば 一度はお試しあれ。全てのバランスが秀逸なのです。 今日のお茶は玉露です。日本茶の中でも一番 高額で入れるのが難しい玉露
温度は60度、そのために お茶碗が4個も用意され ひとつずつ 注いでいって 温度を少しづつ下げて 60度に持っていきます。 そう説明されますが 現実に勘だけで60度に持っていくのは難しいです。私は 家で美味しく入れるときには 温度計を使って入れます。馬鹿げてるとお思いの皆さん、1度やってみてください。自分の思い込みの温度がどれほど違ってるか思い知るでしょう。ちゃんと 温度計で測って入れると お茶はこんなに美味しかったんだ。とわかるでしょう。日本茶ほど入れ方の難しいお茶はありません。入れ方でいいお茶も台無しになってしまうのです。セレモニー的な作法より 美味しく入れる中国のお茶の作法を見習ってほしいものです。