僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

天下一@一保堂

この一月 ずーーーっとハワイのネタばっかだったので 久しぶりに京都のネタを、、、

一保堂内の嘉木では、メニューにあるお茶以外でも 一保堂で扱ってるお茶は 全て飲むことが出来るのです。一応 今のメニューでは 玉露の麟鳳(りんぽう)だったかな?がお菓子付きで1000円ぐらいで 一番高いのですが、先日行ったとき なんと栞に 「天下一」という 一保堂で扱うお茶で 一番高いお茶が書いてあるではないですか。。。。。この天下一は100gで10000円です。
少し前に知り合いが ここで天下一を 頼んで飲んだと聞いてたので 私も一度 頼んでみたかったのです。
値段は少しお高いですが、ホテルでコーヒーとケーキを食べればこれより 数段お高いですから、こっちのほうが値打ちはあると思います。その値段は 1700円少しだったかな。。。。






普通は、ここでは玉露は器は3つ用意されますが、この天下一は4つ。
一つ 一つ 三つの器のお湯を代えて 温度を60度にまで落としていくのですが、この天下一は 二つの器に半分程お湯を入れて 温度を下げもう二つに代えます。そしてその二つの器のお湯を急須に淹れるのです。そして1分ほどで 出来上がり。
お店の人と話してたのですが、このお茶は 完全に手摘みで手作業で作るので 量も極少量なのだそうです。 茶葉の色も繊細さも麟鳳より濃く細かい感じです。
で 肝心のお味ですが、一言 甘いです。
これまで飲んだ 玉露の中ではダントツに甘いです。かと言って ヒツコクなくて、、、、舌の上で転がるとはこの事でしょう。
やっぱ 他のとは 格違いという感じでしょうか。
でも まあ1700円なんで この価値の分る人じゃないと 無意味かもしれません。
しかも 淹れ方が難しいので このときも二せん目を淹れる時 失敗して 美味しく淹れられませんでした。一度失敗すると その後は適温で淹れても味は復活しないのです。。。。。
まあ そんなお茶もあるという事で 皆さんも一度は 試してもいいかも。。。。(笑)





このときのお菓子は、鎌餅 でした。