僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

Restaurant FEU

今日のブログは辛口なので読まれる人が気分が悪くなるかもしれないので流してください。

ちょうど 伊勢丹に行った時 デセール ア ラ モード & シャンパーニュ フェア がやっていて最終日のRestaurantFEUの日だったので、お店に行くことはないでしょうから食べてみる事にした。
最近のフレンチレストランのデセールは(特に東京)見た目ガンバッテいる。このタイプのグラスデザートは4年ぐらい前にパリのペトロシアンのシェフ フィリップ コンティチーニがペルティエのリニューアルのために考案したものが基本になっている。それを 本来ならパティスリーが取り入れなければいけなかったのを レストランのシェフが先取りして今に至っている。今夏はやっと日本のパティスリーも真似を始めましたが。
しかし、このグラスデザート はっきり言って 美味しくない。お店の人はいろいろ説明してくれたが、名前も内容も覚えられなかった。というより覚えようという気にさえならなかった。
唯一覚えてるのは、一番右のチョコレートのデセール(写ってない)の上にトッピングしてあるローズペッパーベリー。これは新しい素材で今後流行るかもしれない。
何が言いたいのか、何を食べて欲しいのか訳のわからないポイントのないデセールでした。
もともと コンティチーニの初めのコレクション自体無理があったのですが スパイスやハーブの使い方とか 常人(フランス人にも)には理解不能のところに行ってしまってたのです。でも 結局そういう無理っぽいところをみんな引き継いで今に至ってるのです。
まあ 夏で暑いので見た目だけでも涼しく感じてほしいのでしょう。
こちらの皿はパッションフルーツのソースにマロンクリームにチョコレートアイスにローズペッパーベリーです。これは マロンクリームは必要ありません。ないほうがすっきりして美味しいです。パートもバランスもかなりいい線いってるので栗は必要ありません。が、 要するに見た眼を気にしてこの季節にワケのわからない栗をもってきたのです。意味不明です。
料理人は毎日のメニューを考えるタメにひらめきで料理しますが、そのほとんどは失敗なのです、その中からたまにアタリがでるのです。そしてそれが 名物になるのです。ほとんどの料理はメニューから消え去るのです。 
この催事にはシェフ本人も来てました。関係者が多く来すぎて一般客はほとんどいなっかたようです。