ガスパール

京都で評判のフランス料理屋さんのガスパールへ久しぶりにランチへ行った。本当はその近所のソニドーロへ行ったのだが、混んでいて　もうコースはできないとの事で近所のガスパールへ、ここも　いっぱいだったが無理やり入店させていただいた。だが、これが大失敗であった。別に料理の話ではありません。隣のバカ女２人組のせいで食事は最悪になってしまった。この店は小さい店なので満席になると狭すぎて隣との距離が近すぎるのである。私が食事を始めようとしたときから、隣のバカ女達は２人でタバコをスパスパ、携帯電話は鳴りっぱなし、挙句の果ては　そこにいられず席を立ち店外へ、それも何度も。私はどちらかというと寛容な性格なのだが　これには激怒してしまった。そこで、店の人にその場で席を変えるように指示（そいつらにわかるように）して　まだ　かたずけられていないテーブルに変えてもらったのです。
この店は料理も評判がいいですが、サービスもいいと評判なのです。しかし、この一件でやはりまだまだサービスには無理があるんだなと感じました。
最近　私はこういうフランス料理とかイタリア料理の本によく載っている店に行くのは苦手です。というのは、今回のように店にではなく、客にストレスを感じるのです。今回でも半分ぐらいの客はいいお客さんなのですが、それ以外の客は何をしにきてるんだか？私が思うにご飯を食べにきているんではないように思います。話ばかりで食べない奴、そこに来ている自分に酔ってる奴、食べ終わっても帰らない奴、あげればきりがない。
そんな客をヨイショして喜んでいる店。私はいい店かどうかと言う基準はそのお店の客層にもあると思います。あんまり店はその辺がわかってないようですが、
ガスパールの料理ですが低レベルの京都フレンチの中で量という部門ではNo１です。少食の人ではシンドイかも、この値段にしてはアミューズからお菓子まで一生懸命作っているというシェフの心意気みたいなものがジンジン感じられるお店です。

東京の店でいうとラビラントみたいなカンジのお店です。ポーションも味付けもすごく似ています。店舗規模とか雰囲気は全くちがいますが。
上から順にフォアグラとパルメザンチーズのリゾット、鳩とアサリとキャベツのスープ仕立て、タンとキャベツのマリネ、子羊の料理（忘れました）とてもおいしかったです。これにアミューズ、ソルベ、デザート、プティフールセック、お茶、パン、なぜかエシレバター（３００円）で１００００円をきります。かなり安いと思います。
先に出ましたソニドーロもお勧めです。２２００円のランチはお得です。