先日 「ガイヤの夜明け」で バター不足の問題を取り上げていた。
一般人は 何故バターが不足してたかと言う理由などについて 番組から放映される映像を見て ホクレンなど農協のせいだと感じたに違いない。確かに 事実だし、実際は もっと酷いことしかしてないのですけど。
番組のせいで ネットは炎上。(笑)
全部 ホクレンが悪いって。
まあ あの映像を見ると サイテーですからねぇ。
あの番組は 私も気になってて 見たのですけど、、、、
番組としては 結構頑張ったって感じだけど 真実からは かなり程遠いというか、元凶には 触ってなかったのです。
私としては、あの番組がきっかけで バター不足が解消されるようになればいいなって思うのですが、いつの間にか論点が変わってきてて 単にJAやホクレンの悪行ばかりを見せられたって感じなんです。
全てが ぼやけた内容なので視聴者は 何故?何故?ってことが沢山あったんじゃないかな。
結局は 番組が放映されても バター不足は解消されないだろうしね。
どうやれば解消できるかって話は まったくされてなかったし、しようともしてなかったので。
真実は 役人が乳業界を牛耳ってるせいで、その全てをほとんど農協が管理してるせいです。
本来 バターは製品なので 野菜とかと違って農産物じゃないのに メーカーに納入する原乳を完全管理してるので生産者は農協のいうことを聞かなくてははどうしようもないのです。
それに結局の処は 役人が補助金を使いバターが作れないような環境を故意的に作り出してるのですから。
本来は JAだって沢山の酪農家から沢山ミルクを買ったほうがいいのに、そうできないような環境を役人が作り出してるのです。農水省の バター不足のQ&Aを見ると 全部嘘です。よくもここまでウソが書けるなと。
真実はゼロです。でも 国民はそれを信じさせられて バターが無いのはミルクが不足してるからなんだって思い込まされてるのです。
このバター不足で儲けたのは役人だけですから。輸入して誰が儲かるか?と言うことです。
もう国内では メーカーもバターを儲からないので作りたくないので丁度良いと考えてるんじゃないかな?
だったら バターの輸入を自由化したらいいだけなのに 国が儲けようとして この件を利用して手数料を取り 儲けてる。ワザと不足させて 輸入量が多ければ多いほど儲かりますから。輸入は国の独占ですからね。手数料も自分で決めてるし。輸入したバターの価格は これまた高いのです。このバターは一般消費者には流通しません。
どの業界にも これまでビッグバンとか規制緩和とかって流れがあったのですが、バターなどの乳業界には それが無かったし、来させようとしてないのです。国は来てほしくないから。そういう品が日本には数種あるんです。アンタッチャブル的な品が。
ガイヤの夜明けも ホクレンやJAの事より そのもう一つ上の組織の取材と酪農の補助金の取材など もっと真実に近づいて欲しかった。
もしかしたら そこまでやってたかもしれないけど、、、、それは 放映出来ない話だったのかも。。。。
バター不足の話は 以前書いたから そこを探してみてください。
真実が書いてあるから。