僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

本家 とらちゃん


またまた「とらちゃん」です。
ミナミに来ると 何故かここに来たくなって 来てしまいます。
私はサラリーマン時代は本町で働いていたので ミナミは毎日のように来てたので詳しいのです。
しかし、いざ 「ミナミで美味しいご飯を食べよう」 と考えると お店をほとんど知らないことに気づいたのです。昔 毎日来ていたのは ご飯屋さんではなくて 飲み屋だったのです。居酒屋やレストランは知ってるけど ちょいと美味しい晩ごはん屋さんって全然知らないんです。バカでしょ。若いときって 雰囲気とかカッコばっかりの店に行ってたから ちゃんとしたお店知らないんです。美味しいって言っても 本当に美味しいかどうかなんて分らないで 単に訳の分からない感覚だけで美味しいって言ってた気がします。歳を取ってからは なんとか分かるようになったつもりではいますが、まだまだです。
で あんまり知らない店の中で1番お気に入りのとらちゃんです。
上は塩焼きで美味しい肉のセットです。ロース、はらみ、タン、テール、アカセン、ツラミ、タンツラ、上ミノ、テッチャンです。下はお気に入りメニューの通の食べるセットです。ノド肉、タンツラ、ヨットンスジ、ローススジ肉、豚ノドボトケ、テール、アゴ肉。普通の焼肉屋さんでは あんまり食べられない肉のセットみたいなもんです。冷麺はピピンネンミョンです、ここのは美味しいんです。

ここのお店は改装してから 仕切られたボックスみたいになって とても落ち着きます、店内にはジャズが流れて コジャレタお店になってます。普通こんなタイプの店は私は 嫌いになるんですが ここのお店は美味しくて高くないから無問題なのです。サービス料も取られるんですが、それなりのサービスを受けられるのでこれも無問題。ソムリエもいて 美味しくて安いワインがあるのです。
普通 焼肉屋でワインなんてって思うかもしれないけど、ここは国とか関係なくて安くて美味しいを基本として メニューを作ってるので どれを頼んでも3000円前後で美味しいワインがボトルで飲めるのです。お店のソムリエさんと話したのですが、ウチは焼肉屋ですから肉を食べてもらいたいので あんまり高いワインは置かないのだと。だけど 焼肉に合う安くて美味しいワインを選んで置いてると。なんと 素晴らしいお言葉でしょう。普通 安物ワインを置く店はソムリエなんて雇わないでしょう。でも ここは違うのです。普通 お店は店主の独断で安くて美味ししと思いこんでるワインを適当に置いてるんですが、本当はきちんと お店の経営方針とマッチしたワインを置かなくてはいけないのです。
いつも いろんなお店に行って お酒と食事のバランスで ストレスを感じてましたが、このお店はそれを感じないのです。これってスゴイと思う。日本中探してもあんまりないんじゃないかな?
焼肉の美味しいさだけじゃなくてお酒の美味しさも 食事をするとき大事だと思うんです。