僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

日本茶に洋菓子




先日 嘉木へ行くと 新しい試みをやっていた。

それは、新茶と洋菓子を合わせるという試み。






私は、そういう邪道なことは好きではないので、ほうじ茶と岩清水。。。。。。


しかし、私は 夏の和菓子って 水羊羹とか葛切りとかは好きなのだけど、こういう 見た目だけ涼しそうなお菓子って好きではない。
見た目は透明感があって 水を含んでそうだけど、、、、実際はそうでもなく 結構喉に引っかかる。(笑)
かと言って 生地ものの餡子だらけってお菓子も 夏には暑苦しいし、、、、難しいものである。


でも まあ洋菓子ってのは、 新しい企画ということで、、、、





名前は「はじかみ」。

はじかみって言うと 出し巻きとか天麩羅とかの 箸休め的に付いてくる 細長い赤いやつのことだ。
味は、生姜で、、、ガリだな。。。。

このお菓子 嘉木さんのために 新茶に合うように プチジャポネ というケーキ屋さんが作ったとのこと。
1日限定 20個。

タルトの中に 甘夏を入れて その上にそのムースをかぶせて 上をキャラメリゼしてる。。。。。
生姜は、、、どこに行った?

お味は、、、、、、別に〜〜〜〜〜って感じだろうか。

はじかみは、全く感じなくて 何処がどういう風に新茶に合うの?って感じだろうか。

無理がありすぎだろ〜〜〜〜〜って。

だから 閉店間際に行ったんだけど まだ残っていた。。。。。

って言うか 嘉木に行くお客さんは、わざわざ 洋菓子なんて食べないだろ?普通。

日本茶を飲みに行ってるのに、、、、、コーヒーでも売ってるなら ケーキを食うかもしれんけど。

100歩譲って もし洋菓子っぽいものを出したいのなら 洋菓子屋の作る和菓子って企画でやれば いいかもって思った。
それぐらい マッチングって大切なのだよ。

最近 京都の懐石とか高級和食屋でも 食後のお菓子で 洋菓子を出すところがある。

そこの料理人 頭おかしいのかな?と感じる。

おもしろいもので いつも 私が日常で感じることの一つに、、、、

イタリアンとかフレンチを食べた後には、エスプレッソを飲みたいし、甘いデザートなりケーキを食べたいと感じる。しかし、和食を食べた後には、ケーキを食べたいとか全く思わないのだ。
食べるとすれば 完全に場所を変えて 間を開けてなら 食うかもしれないってレベルである。

これが やっぱり マッチングなのだと思う。

センスである。

物事には王道というものがあるのだ。

それを覆すのは、、、、、、難しい。