今回 ソウルに行くにあたり、、、、何の知識も無いので とりあえず図書館でカナリな数のガイドブックと食の本を借りて読んで見た。正確には読むと言っても 流し読みするだけだけど、、、、
どういう事かというと いくら本を読んだり見ても 見ただけじゃ分らない。
一回も本場で食べたことないんだから 食べなきゃ始まらないって感じ。
マニアックなグルメ本とかも買ったし、地図も買ったし、色々買ったけど 結局 決めたのは、王道から始めようと。
自分の中に 基本を作らなきゃって思った。
だから その店がいくら日本人だらけでも 有名店過ぎても とりあえず行ってみようと。。。。。。
それを 基準にしようと。
しかし、、、、韓国の名物料理って 余りに種類が多すぎる。。。
一種類づつ食べても この旅行中に全ての料理を食べるのは不可だ。。。。まあ とにかく食べよう！！！
で ソウルに着いて 初めての韓国料理は、ビビンパ。
全州中央会館。
チョンジュビビンパの有名店である。石焼ビビンパね。
韓国では これはそんなに食べられてないらしい、普通の焼かないビビンパの方がナムルの味がして 人気があるらしい。石焼が好きなのは、日本人だけだとか。
付いてくるオカズね。
白菜のキムチに切干大根のキムチ、ナムルのモヤシに海草。
皆から韓国のキムチは日本のとは違うぞーーーって聞いてたけど、、、、
思うに日本のキムチは、時間を経て日本人が好きなように変化してる。韓国のキムチは、味も濃くて鋭い風味で美味しい。柔じゃないって感じ。かと言って そんなに辛すぎるわけでもない。程よい辛さである。
今回一番気に入ったキムチは、切干大根のキムチであった。たくさん買って帰ったよ。
そして 飲み物は、韓国焼酎。
韓国って 凄い酒飲み。。。。。。（笑） どこでも この焼酎を飲んでる。
ビールより安いんだけど これを お猪口(ぐい飲み）で 一気してる。 アルコール分 ２０度ぐらいかな。
でも 味は、、薄い。甘いようなはっきりしない味。２０度もあるような気がしない。
日本酒をもっと薄めたような感じかな。。。。。
とにかく 初めてなんで なんでも飲んでみようと。。。。。。。
そして 石焼ビビンパである。
ここのは、牛肉のスープで炊き込んだご飯で作られてる。
ご飯より圧倒的にオカズが多い。高温に熱してる石鍋なんで 卵が入ってるけど まるでチャーハンになっちゃう。ジュージューって。。。。。
味が凄く濃いです。美味しいです。
日本人の嫌いなスパイスが入ってるわけでもなく 変なクセもなく 美味しく頂けました。
これが 私にとってのビビンパの基本になるわけです。
そして 冷麺。
麺は細くて 腰があるわけではなくて 粘りがある。
だから 口で切れない。。。。。
スープは、日本の冷麺に比べ 濃い。というか しっかりしてる。
日本のより格段に旨い。
それに 思ったのは、韓国の料理って スープとか具の最終味付けは、食べ手に委ねられる。
だから スープ(出汁）はしっかり取られてるけど 塩胡椒とかの調味はされてない。
最終調味は、自分で様々な調味料を入れて 自分好みに仕上げていく。
食べ方だって 自由。決まったパターンはあるけど それに縛られないって感じ。
それに 包んで食べる文化だし、味噌を多用するから 元の素材の味付けを 濃くしないで 最終調味料と合わさったときに全て完成するように 料理されている。
単なるビビンパと冷麺だけど 私にとっては 味わい深いものになったのである。
