僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

生風庵の栗きんとん


生風庵のお菓子です。
ここのお菓子は京都でも 手に入れるのは難しいらしいです。私は勿論 頂き物なのですが、
夫婦2人でやっておられて 千家のお茶会とかの常連だそうです。なもので 一般に販売される数が圧倒的に少ないみたいです。さらに 高島屋にも少量ですが売ってますし。
私はこんな 上生菓子を語れるほど詳しくはないのです。だから これがどの位いいのか?とか美味しいのか?はよく分かりません。だから 私なりの感想ですので。
まず、 栗きんとん以外のお菓子は おいしいとしか言えません。言えるのは 上品という事。各パートがちゃんと作られてます。見た目には、もうちょっと繊細さがあったほうがいいかな?という感じです。 ほとんど説明になってませんね。
そして 栗きんとん こんな柔らかな 栗きんとんは初めてです。きんとん部分の滑らかさも秀逸、そして 中の餡はきんとん部と全く同じ柔らかさと滑らかさを持っています。栗の甘さと餡の甘さを一緒にして 餡を目立たなくして栗の甘さを引き立てようとしています。これこそ 上品、繊細というのでしょうね。 でも この御菓子は余りに上品すぎて 初めて食べる人には 難しいかもしれません。 味覚的なインパクトとかとは 全く縁のない御菓子ですから。ここまで行くと お茶まで選んでしまいます。
和菓子もここまで行くと 難しいですね。 
と言う事は、ここのお菓子は、お菓子の味を邪魔しないお茶を合わせるのがいいのでしょうね。少しでもキツイお茶だと ここのお菓子は繊細なので お菓子の味がわからなくなってまいます。
果たして これが最高なのか? こんなんじゃなくて 田舎っぽい饅頭みたいなニュアンスを持ったものがいいのか? 私には分りません。もしかしたら TPOによって食べ分けるのかもしれませんね。
私がこれまで食べてきた和菓子の中では 断トツに一番上品で 食感も柔らかで滑らかでした。これは スゴイ事だと思うのですが、、