僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

ボンゴレ ビアンコ


今日の晩ご飯はボンゴレ ビアンコです。 最近はアサリがあまり売ってないので 頻繁にはできませんがおいしいので 大好きです。ボンゴレ ビアンコはシンプルなだけに 作るのが難しいです。これまでに1度として 満足のいくボンゴレを作れたことがありません。しかし、これまで生きてきて1度だけ おいしいボンゴレを食べたことがあります。
それは、今から17年ぐらい前の話、その時私はミラノに出張で滞在していて、とある有名イタリアブランドの極東担当者に食事に誘われておりました。「ウマイ刺身を食わしてくれる店を知っている」と。その当時 ミラノにはシーフードを食べれるお店は2,3軒しかなく、まずくて高いお店ばっかりでした。その時 刺身と言ってたので もしかして、和食?とも思ってました。その当時は和食も高くてまずかったのです、ましなのはサントリーぐらい、でも激高です。
そして お店に連れて行ってくれたのが、ミラノでもちょっとお柄のよろしくないエリアです。
でも このお店見た目 高級っぽくなくて 下町のカジュアルレストランといった とても私好みのお店、入った所に魚が並べてあって、まあ よくあるイタリアンレストランなんですが 中はログハウスのカンジで丸太を半分にした様な素朴なでっかいテーブルがならんでました。
そして イタリアにはめずらしくでっかいパンが各テーブルに1本づつ置いてありました。
オーダーはその人まかせだったのですが、まず、お勧めの刺身? これは生なんですが 要するにオイルマリネです。生魚がオリーブオイルに浸かってる刺身です?いろんな魚、蟹とかエビとか ほとんど味してません。ステンのでっかいプレートに山盛りです。やっつけるのに苦労しました。いろいろ頼んでくれたのですが、1番覚えているのが ボンゴレなのです。同じくステンのプレートに山盛りのボンゴレ、それを出て来たらすぐ みんなでアサリの殻取りをします。なんか その様子はおかしいですが。 そして 一口食べたら 塩辛い? 旨い!
で ガツガツとみんなで平らげたのです。 そして 残ったのは 塩でじゃりじゃりしたオリーブオイル。 ボンゴレをよく食べる人はわかるかもしれませんが、普通 食べ終わったボンゴレの皿には アサリのスープが残るものです。しかし ここのボンゴレはオイルが残っているのです。イタリアのいろんな処でボンゴレばっかりを食べ歩いたことがあったのですが このようなボンゴレには それ以来1度もお目にかかったことはありません。
それ以来 そのボンゴレを目指して作るのですが、全然ダメ。オイルをいっぱい入れればいいと思うでしょうが そんなことしても そんな状態にはなりません。 
だれか 教えてください。
自分で作ったボンゴレはまあまあかな?