僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

今西軒






ぎっくり腰になって 動けないし、痛いしでヘソを曲げてると 奥さんが 今西軒のおはぎを買ってきてくれました。感謝です。ご迷惑おかけします。。。。

で このおはぎ、、、、、
うーーーーーーーーーーーーーん、これは はっきり言って 眉唾です。
確かに美味しいし、安いし悪いところは無いんですが、これは おはぎですからね〜〜〜〜〜。

京都にはたくさんの和菓子屋さんがあります。それも 上生菓子しか扱わないお店と饅頭屋さんとか いろいろ細分化されてます。なぜ 細分化されてるのか?それは 簡単です。作るものが違うからなんです。(当たり前)
と言うことは 必然として使う素材もそれにあったものを使うわけですが、この今西軒は おはぎしか売ってないおはぎ屋さんですが、これは 私の想像ですが、餡子に懲りすぎて 自分のお店は、おはぎ屋だと言うことを忘れてるような気がします。
味に懲りだすと 2タイプに分かれます。一つは馴れすぎて味覚が麻痺して 味付けがだんだん濃くなっていくのです。もう一つのタイプは 反対で素材の味だけで十分と勘違いして 薄味になることです。
ここの餡は、後者で そんなに甘くないこともないですが、上品過ぎるのですね、ここのおはぎ。
どういうことかと言うと、おはぎ屋なのに おはぎじゃなくなってるのです。 おはぎは 上生菓子じゃないので もっと味も粗野でワイルドなものです。なのに ここのは餡は上品すぎておはぎには 合わないのです。上生菓子鯛焼きの餡を入れてる感じかな。。違和感を感じるのです。

何でも上品だったらいいってもんじゃないと思うのです。この辺が ほとんどの人が勘違いしてると思う。
ここのおはぎは 見てのとおり 餡と餅の比率が9対1で ほとんど餡子なんです。餡子を食べて欲しいんでしょうね。そのくせ 餅は ほとんで全殺しの状態で9割は潰してあるので 餅状態なので 粘りが出すぎて 餡とマッチしてないのです。(上品さに欠けて食感が違いすぎる)
ほとんど餡子なんで 小さいけれど食べ応えはあります。だからこそ 上品でたくさん食べられるような餡子にしてるのかもしれませんが。
ここのおはぎは ビミョウですね。別に不味いわけじゃないし、、、こんなに一生懸命作ってるのに1個155円で 売ってるんですよ。
だけど 私は多分 もう買いに行かないでしょうね、ましてや 朝早くから並んでまでは とんでもないです。しかし、来月からは 高島屋で日曜日だけ 発売されるそうです。
私なら 同じ売り場の横の仙太郎の この倍くらいの大きさの 値段も倍だけど、おはぎを買うだろうな。
やっぱ おはぎは おはぎらしくなきゃね。

ちょっと気になったのは もち米の臭い、、、土の臭いがきつかった。
井戸水で作ってるってことだけど そのせいかな?