僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

愉園餃子館







久しぶりに 中華が食べたくなったので 今日は北京のネタ。
と言っても 今日は中華じゃなかったんだけど。 知る人ぞ知る 北京の餃子屋さん、「愉園餃子館」。
場所もちょっと下町の学生の多い町で ホントに小さいお店。一見バラックかと間違えるほど ボロイお店でテーブルは4つ 扉もボロボロ、奥にはテレビが点いている。
お客は近所の学生であろうか、数人が居酒屋のような感じで 串をいっぱいオーダーして酒を飲みながら だべっている。
去年も この店に来ようとして 店の前まで来たのだが、あまりの雰囲気に入るのを ためらって入らなかったのだ。私達は香港とかでも カナリの汚さとかジモティっぽいのにも 全くと言っていいほど ためらいは感じない人なのだが、この店は汚いとかと言うのではなく なんか入店に躊躇いを感じたのです。
まあ そう言いながら 今年は躊躇いながらも入って食べたのですが、これがまた 美味しいのです。
皆さん、お店を内装とか汚いとか 見た目で判断してはいけません!!
はっきり言って この店でこんな料理が出てくるとは ビックリです。(それぐらいボロイ店)

キャベツか白菜の黒酢の漬物?、豚の細切り肉と黄ニラの炒め。
見た目 そうでもないかもと思われるかもしれませんが、はっきり言って 有名な香港の定食屋のレベルより上ですよ。値段なんて 日本人から見ると タダみたいな値段だしね。


トマトと卵のスープ、そして 豚肉とウイキョウの水餃子、牛肉とセロリの水餃子です。

北京の主食とも言える水餃子ですが、お店にとって このメニューは ほとんど儲からないメニューとのこと。繁華街や観光地の店は 値段は結構高いのだが、こういう中国人が日常に食べるための店は、餃子に関しては儲けようという観念で提供するのではないのです。ガス代のも出ないと言われる。(笑)だから こういう店では餃子のオーダーが難しい。1斤(500g)からしかオーダーを受けてくれないのです。
それも 基本的に数でオーダーするのではなく、粉の分量で頼むのです。だから 1斤のオーダーで約50個ぐらいなのです。日本の餃子みたいにショボイ餃子ではありません。ちゃんと皮もシッカリしてるし具も日本の何の具を食ってるか分んないような餡じゃなくて 食べると何の具か分るぐらい具が主張してます。日本の水餃子とは次元が違います。
いろんな種類で1斤のオーダーでもOKです。種類も豊富で20種類はあります。
でも 50個も食べれません。(笑) でも中国人はもっと食べるのです。マジで。1斤で20元ですので 安いですよね。
ここはコーディネーターの人も家族で来るって言ってましたし、北京人の間では評判いいらしいです。