さっき tomomiさんにオモシロいコメントを頂いた。
京都の大文字焼き のことを 本当は 五山の送り火 というのが本当だと。京都人以外は大文字焼きと言うと。 それを京都人は怒っていると。などと新聞に載っていたのだそうだ。
ニセ京都人から言わせてもられば 全然怒ってません。そんなこと どうだっていいのに。
それは 詳しく言えばそうだけど、もっと詳しく知ってる人が何人いるのでしょう。その怒ってる人がどれほど大文字焼きについて知ってるのか知りたいものです。大文字焼きはみんなの親称でしょう。それはそれでOKでしょ。怒るほどのことはないと思います。
これに似たような事はたくさんあります。例えば、金閣寺。
本当の名前は鹿苑寺です、順路を回って 金閣が見える池の前に来ると ほとんどの人は、あっ 金閣寺だ!と感動するのですが、そこに立て看板があって こう書いてあります。「この建物は金閣であって金閣 寺 ではありません!(怒)」と。私は金閣 寺 よりこの看板のほうが気になって仕方がありませんでした。
銀閣寺だって慈照寺でしょ。でもそんな事 どうだっていいじゃありませんか、お寺だって高い入場料取って参拝してもらってるんだから。分かりたい人だけでいいじゃないんでしょうか?
こんな 差別意識を持ちたいのが京都人なのです。「あんた達とはちょっと違うんやで!」って。
東京には何でもあるかもしれないけど 清水寺はないでしょ?とか舞妓はおらんやろ とか。
京都は東京より古くて もともと 都 だった とか。 天皇が住んでいた とか。
あああ 書いててイヤになってきた。私がワザと 大文字焼き と奥さんの前で言うと 絶対、 それは 五山の送り火やで と言われます。ちなみにウチの奥さんは生粋の京都人です。
でも これが 京都人のイケズの根底にある本質です。 ぶぶ漬けとはまたちょっと違うイケズの話でした。
京都御所のことは 京都御苑、北野天満宮のことは 北野さん または天神さん、東寺のことは 東寺さんとか弘法さん とかいいますが このヘンになると 別に言い換えもしませんし、現実には自分達だって 金閣寺とか銀閣寺って言ってます、鹿苑寺と慈照寺と言ってる京都人を見たことはありません。結局自分勝手なだけなんです。