もし 京都に観光客が来なかったら 京都って今の半分にも満たない賑わいしかないだろう。
京都人は気付いてないかもしれないが、こんなにも 観光客に依存した町はないでしょう。
本屋に行けば京都本とかガイドブックの山、ここ数年ではほとんどの雑誌が年に最低２回は京都特集、テレビではJRの京都のコマーシャル、京都のグルメ特集など。
東京の人に聞くとあのコマーシャルを見ると行かずにはいられなくなるらしい。さらに他の観光地と違うのは圧倒的にリピーターが多いということ。これはスゴイ。
そんなリピーターは京都人より京都のことをよく知っている、観光客によく「〜〜の場所はどういったらいいですか？」と聞かれるが 駅とか有名な寺ぐらいなら教えられるがレストランとか土産物家とか旅館とか はっきり言って京都人が絶対用がないところばかりを聞かれるので知っているワケがない。知らないと言うと逆ギレされるしまつです。カンベンしてほしいです。
京都人が日常行く店と観光客が行く店は根本的に違います。たとえば、今 予約のとれない店とかいうのがありますが客の９０％は観光客でしょう。そんなに観光客に依存してないような店でも数１０％の売り上げは観光客の売り上げでしょう。多分１００％依存の店が京都には何軒あるのでしょう？スゴイ数あると思います。なんせ町全体が観光スポットみたいなものだから。
河原町周辺ではほとんどの観光客が「よ〜じや」「一保堂」「イノダコーヒ」などの袋を持ってガイドブック片手に歩いているのは結構異様です。その数は半端ではないです。
そんなにも京都は魅力的なのでしょうか？確かに神社仏閣など京都以上の所はないと思いますが一体なんなんでしょう？ なんかの魔法なのでしょうか？
一昔前は神戸、大阪、京都の中で神戸が人気があったのですが最近では京都のひとり勝ちです。
エセ京都人の私からみると最近の京都は観光客用に作られた京都みたいな感じがしてなりません。それが残念です。
写真は南座です。歌舞伎鑑賞教室だそうです。なんのこっちゃ？
