僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

やはり美味しいなと、、、、

先日 久しぶりに 知りあいのイタリアンのお店に行った。

以前はよく行ってたんだけど ここ数年足が遠のいてた。

と言うか 満席だったり 休みだったりで。

私の大好きだった店で修業して独立した店で 味も踏襲してる店。

その大好きだった本店が ダメになったので 久しぶりに昔の味を楽しみたくて、、、、、

ここ数年は 懇意にしてる別の店にばかり行ってたのだけど、、、、

久しぶりに このお店に行って やっぱり美味しいなって感じたのでした。

なんせ 30年以上通ってた店の味ですから。

ある意味 ちゃんと踏襲してるんだって。

今の時代 イタリアンなんて腐るほどあって どこで食っても 皆そこそこ美味しいんだけど、、、、

その中でやっぱり 秀でるには 個性とかがあって他の店とは 絶対的に違う味を表現してないと 生き残れないんだなって。

いつも思うのは、イタリアンに限らず ネットとかでも どこどこの店はホニャララで美味しいとかなんとか書かれてるけど 実際に行って食べると それは味的には分からないことがほとんどなんです。
要するに どこで食ってもそんな差が分からないんです。
問題は 食べて分かるかどうかなんですけど、ネットとかで書いてる人は その差とか味の違いが分からないのでしょうかね?

そこのシェフと話してて よくお客さんから どこどこの何々は美味しいとか絶品だから食べてみてって言われて食べるのだけど カナリの確率で普通だったりするって。(笑)
まあ 味とはそういうモノだろうけど、、、、美味しい不味いとは別として 差を感じる事が大切で それが良いか悪いか合うか合わないかなんです。
味って ある意味ウソはつかないんです。レシピ通りの味にしかならないんです。だから そのレシピが 素人には素敵に見えたりすると それは 「美味しい」ってことになるんです。
それとか ホントに味の分かるプロは 料理を味を考えながら食べるんだけど、、、、素人は 何も考えずに口じゃなくて耳で食べてるよねって。味の本質を理解しようとして食べてないから 味以外のモノに惑わされてるんだろうねって。

などと一般人には 理解できないし、しようとも思わないような話で盛り上がったのでした。(笑)


でも こういうシェフの料理は どれを食べても美味しくて隙がない料理でした。

それは 料理に対して真摯に向かい合ってるなって感じるのです。

普通のレストランでもケーキ屋でも 料理って普通に作ってるだけなんですよね。
だから どこの店も味は そんなに変わんない。スキルは そんなに影響しない。
だけど 流行る店と流行んない店がある。
それは、味以外に理由が ある訳で、、、、

味が美味しくて流行ってる店は、、、、やはり ルセットに秘密があるんだと思う。

いくら一生懸命に 同じようなルセットで作っても 同じような味にしかならないから。

美味しいお店の 秘密を知りたいな。


昔 その大好きな店で ルセットを聞いたことがある。
そしたら どこどこのホニャララっていう素材を 普通にこうこうするだけだよって。キチンと教えてくれた。
それで 同じ素材で教えてもらったままに作ってみた。
だけど やはり同じ味にはならなかった。
確かに 素材の差もあるのだけど、、、、やっぱ 何か秘密とか秘訣とか隠し味があるんじゃないかな?って。
今も そう思ってるけどね。(笑)