僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

お茶に対する知識







何故か このブログでお茶、、、特に紅茶に関して書いたときって 初めてのコメントとかをくれる人が多い。

何故だろ?

皆さん お茶というか紅茶に興味あるのでしょうかね?


先日もムジカのネタのとき 批判コメもあったし、、、、って言うかブランドをボロクソ書いたせいか。(笑)

そんな最近 2人の友人から別々に2種類の紅茶をいただいた。

とっても対照的な紅茶2種類。

左のは、ハンブルグのLeysieffer のアールグレィ、、、そして 右が t-break って言う武蔵野市の紅茶の輸入業者のアッサム。

私の言いたいことは、この t-break さんのサイトに 全て書いてある。
私のように辛辣には書いて無いけど 言いたいことは同じです。

様々な意味で紅茶とかお茶と言うモノが普及しましたね。
確かに 今から30年前から比べると紅茶は普及はしたけど 本質的にそうなったのかと言われれば 全くそうなってないように感じます。量的には 昔に比べて増えてるけど 一体何が増えたのか?って感じ。
紅茶屋さんが増えた?
少しは増えたかなぁ?
でも ちゃんとしたのは ほとんど皆無だし。
マリアージュフレールなんかは内容は 良いんだけど 価格が高過ぎでフランスを出し過ぎ。マリアージュは専業だから良いけど、、、
イギリス系は ブレンドばかりだし、、、

それにブランドっばかりで お茶に対する知識もほとんど進展は無いみたいだし、、、、

ワインだとソムリエ資格もあるしマニアがいて 知識も豊富な人もたくさんいるのに、、、お茶に関して言えば プロでさえいないように思う。プロにしても このジャンルって公式な資格も免許もなく 野菜ソムリエなんかと一緒で個人的な協会や企業や個人が勝手に資格みたいなものを立ち上げてるだけだし。 ある意味好き放題って感じで言ったもの勝ちって感じ。
まあそれくらい紅茶の世界ってあやふやなんですよね。
日本茶もセレモニー的な要素ばっかで どうすれば美味しいお茶が淹れられるかなんて後回しだし。
それに 紅茶、中国茶日本茶とオールマイティな人もいないだろうし。
まあ そもそも このジャンルでプロって何?って感じでもあるけどね。(笑)
私の母もお茶の先生だが 日本茶の事なんて何にも知らないし、、、、まあ 日本のお茶ってねずみ講みたいなもんで 完全に無意味なものですけど。通って金払えば看板もらえるしね。

最近 日本茶を美味しく淹れて 来客にお出しすることがあるのだけど ほとんど日本茶の事は 日本人のクセに無知です。
紅茶だって 大好きですって言ってるけど アールグレイしか飲みませんとか言うし、、、、完全なおバカですね。
でも ほとんどの人がそうなんですから。
かと言って 自分は紅茶マニアだと言って 得体の知れない紅茶教室かなんかに通って資格持ってますとか言ってるし。 本ばっか読んで 肝心の紅茶は そんなに飲みこんでないヤツとかは、講釈ばっかりで ムカつくし。本買う前に紅茶飲め!って感じ。
日本人なんだから日本茶飲めよ!って感じ。

ホントに紅茶と言うかお茶が好きって言うのは、、、、

茶葉に5百万くらいつぎ込んで 毎日 あらゆる茶葉を透明なポットで淹れて ゲロ吐くまで何十杯も考えながら 試行錯誤しながら飲むのです。5年も続けると紅茶が分かって来ます。ワインなら何百万もつぎ込んでも少ししか飲めませんけど 紅茶なら結構飲めますしね。
まあ これを続けると 茶葉の味とか特徴とかが分かってくるんじゃないでしょうかね。
毎日 2,3杯飲んだくらいでは 単に好きなだけで 分かってるってことには全くなりません。
それに 本を読んで畑の名前を覚えただけで分かったように勘違いするのも大問題です。
ちゃんと シーズンごとにそれぞれの畑の茶葉を飲まなくてはいけません。
それに紅茶だって 流行があっていつも飲んでないと流行遅れになっちゃいます。
こういうのってホント ワインと同じです。

昔 私に紅茶を教えてくれた人は言いました。
お茶は、安いものから飲みなさいって。
不味いものから 美味しいものへ、、、そうすると味が分かってくるからって。

ワインの師匠も言いました。
「今年は、カベルネソービニョンしか飲んじゃいけません」って。そして キチンと特徴をノートに書き留めなさいって。

有る意味 紅茶もワインも日本茶中国茶も一緒です。

別にアールグレィが好きなのはいいのです。何の問題もありません。
しかし、紅茶の本質を理解した上での話です。
それに 香料の事も。


それくらいしたら 紅茶が好きって 言ってもいいよ。(笑)


話を紅茶のブランドに戻しましょう。

私の言いたい事は、t-break さんのサイトに書いてあったので 読んでみて下さい。
まさしく正論です。
反面に もうひとつの紅茶、、、、Leysieffer のアールグレィね。
このお茶、、、別にブランドってクラスでもないけど、、、この会社はチョコレート屋さんなんです。フォションエディアールも食料雑貨屋さんが本業で紅茶専業ではないのです。なのに 紅茶ブランドみたいな顔して高額でカス紅茶を売ってんです。要するに、、、違う意味のプロです。良いお茶を売ってる店は ブランドでは売ることが出来ません。
お茶を売ってるのであって ブランドを売ってるのではないのです。反面 ブランドはお茶を売ってるのではなく、自社のブランドという名前を付加価値として売ってるのです。だから どうしてもオリジナル的なお茶を作って売ろうとしてしまい フレイバーに走るのです。フレイバーに走るのは、お茶自体に味を求めませんから 必然としてカス茶を使うことになる。変な味も香りもしてはいけません。色だけはよく出るようにするのです。こういうことをするのが、紅茶業界のブランドです。ガリさんは、ブランドはカス茶を使ってませんとか、企業努力をしてると書いてましたが 私の知り限り そのような事は無いです。カスを使ってることを知らないのでしょうね。それに企業努力はしてるでしょうけど違う方向に努力をしてるのであって 安くて美味しいお茶を出す努力は全くしてないです。

よく企業が新商品企画とかしてるのをやってますよね。その仕事を新入社員にやらせてたり 経験の無い社員にやらせてたりして それが成功したとかって人をクローズアップしてTV番組でやってるやつ。あんなんおかし過ぎです。
なんで 作れもしないし方法も知らない、言えるのは文句だけってやつが そんなことが出来る?
不思議でしょうがないです。それをTV番組は この人は凄いってやってるし。バカみたいです。
それと ケーキ屋とかがカフェスペースを設けてお茶とかコーヒーを出してたり、紅茶の茶葉を売ってたりましすよね。あれもダメです。日本中のそういう店、、、、別にその飲みモノに講釈言わないで安く売ってるならいいけど、高額な値段を付けて売ってたり飲ませてる店、、、腐ってます。基本 ケーキ屋なんて 紅茶やコーヒーの勉強も修業もしてなくて単に よそから持ってきて片手間に売ってるだけで美味しいことなんてあり得ません。これはレストランの最後のコーヒーや紅茶にも言えますけど。それ専用のプロを雇ってる店はそうではないけど。
東京の三つ星レストランのソムリエとかが仕入れる紅茶屋さんがあるんですけど まあ 付け焼刃ですね。(笑)でも努力してるのはいい事です。

ああ 今回は思ったことをつらつらと脈略もなく 書いてしまったけど、、、なにが言いたかったか忘れた。(笑)

要するに 日本人は、お茶に対して無知な人がほとんどってことかな。

それで回ってるのが日本。

それって オカシイと思うんだよね。

何故?