僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

したたり




余りに暑いので 嘉木でも ほうじ茶のアイスを、、、、

やっと 祇園祭のメインイベントが終った。

今年の人出は異常じゃないだろうか、、、、鉾町の路地は、いつも凄い人出なのだけど 今年のは、完全に詰まった状態で 人が多すぎで流れない状況になっていた。
何故かと言うと ジャリどもが 屋台で何かしら食べ物を買って その辺りのマンションであろうが民家であろうが、道路であろうが そこに座り込み タバコを吸い食べて飲んでるのだから、、、、道が飲食の場になってるから 人が通れないのだ。例年も結構酷いけど 今年ほど酷いのは無かった。
この辺りのそういうスペースは、人が入り込めないように ロープを張ったり色々対処してるのだけど ほとんど効果は無いみたい。この辺に住んでると 町費は高いし、この時期は、出入りも出来なくなるし、仕事も出来ないし、、、いい加減にして欲しいものである。 せめて二日で完結して欲しい。
今日は今日で 鉾巡航で交通規制で 出勤も出来ないし、、、、
烏丸通りとかの ゴミなんて酷いし、道路がドロドロ。。。。。マナーの無い人ばっかりだしね。

そんな 祇園祭の鉾町のお菓子というのがある。

多分 一番有名なお菓子が、亀廣永の「したたり」であろう。
まあ 夏の和菓子としても 超有名だけど。





キレイな色である。。。。





こちらは、「かえで」  これもキレイである。


しかし、したたりの方が ダントツに美味しい。

いつも言ってるように 夏の和菓子のこういう寒天とかで固めたお菓子というのは、ハッキリ言って そんなに美味しいものが無いのである。
作り方は、ほとんど一緒だろうけど、下のは、砂糖に豆を入れただけのものである。だから 寒天の部分は、単に少し甘いだけで 豆の味もビミョウな味がするだけ、、、それに 一番の違いは、寒天の量なのだ。
下のは、カナリ固く作られてる。しかし、したたり は、こういう寒天菓子にしては、カナリ寒天の量を控えている。ゆすってみると 少しプルプルと揺れるぐらいであろうか。
他のこういう寒天菓子って 寒天の量が多くて 食感が非常に悪くて、、、食感が悪いと味もし難いので 余計に不味く思ってしまうのだ。
ハッキリ言って どっちが手間がかかってるのか?と聞かれると かえでの方じゃないかな?
したたりは、黒糖を溶いて寒天を入れるだけだし。
だけど 黒糖のほうがちゃんと味もするし 寒天の量も適量だと言うだけである。
手間暇かければいいもんじゃないし、見かけばっかり考えてもしょうがないし、、、
とっても 対照的な二品であった。

こういう 夏の水羊羹とか葛とかは、とっても美味しいのに、なんで寒天のお菓子は美味しくないのかな?って思ってたのだけど この「したたり」は、これまで食べた この手のお菓子の中では一番だった。

でも まあ これより美味しい和菓子は、いくらでもあると思うけど。
所詮 寒天のお菓子は寒天のお菓子だと思う。