僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

手抜き建築の本当の問題

ヒューザーの偽装建築事件が 世間を騒がせていますが、あれは 政治家がちょっと絡んでいたから ここまで大きく騒いでいるだけで 実は いんちき建築なんて 日本中にいっぱいあるし 係争中の事件なんて腐るほどあります。しかし 誰もそんなこと 気にも留めないで マスコミもほとんど取り上げません。ワイドショーでちょっとやってるぐらいかな?
それは その事件が国の法律に触らないから 民事事件で処理されてるからです。
普通 民間人が家を建てたり 改装するときには 国の耐震や建築基準の法律には 無関係な状態で建てるもんだから それが いんちき建築であっても 民事で訴えるしか方法がないからです。
もしかして こんな事書いたら 怒られるかもしれないが ヒューザーの問題で 被害に合った人は ラッキーかもしれないです。国が援助してくれるかもしれないのですから。普通 いんちき建築に騙された人は 誰も援助なんかしてくれません。自分で建築屋を相手に闘わなくてはいけないのですから。
それも 勝算がカナリ低い戦いを。。。。 今の日本で 裁判でそんな いんちき建築の訴訟を起こしても ほとんどが証拠がないという理由で 原告が負けてます。現実には 証拠って言っても 「壊れかけの家がそうなんだから 家が証拠だ!」って思うし そう主張しても 建築屋とその弁護士は、そんなになったのは 使い方が悪いとか いろいろ難癖付けて まず いんちき建築をしたとは認めません。だから 原告はそのいんちき建築の証拠を 業者を雇って 証明しなくてはいけません。しかし、その証拠があっても 裁判所は ああそうですか。とは認めない。屁理屈いいの弁護士軍団がフォローしますからね。弁護士なんて悪行って分っていても 金のためにいくらでも弁護しますからね。  ああ 話しがそれた、、、
家なんて 一度建ってしまうと 壁をめくったり 基礎を調べるなんて不可能に近いですからね。そこが
建築屋のズルイところなのです。だから 基礎なんて写真を撮るしかないんです。素人には よく分んなくてもとりあえず 撮るんです。後から役に立つから。
まあ 今回の偽装建築で 建築屋は信用できないってわかったと思うけど、自分の家とかは もっと そんないんちき建築の危険にさらされてると思う。 表に出てないだけ、出ても それを規制できないだけ、だから もっと もっと 用心深くしなくちゃいけません。
本当の問題は あんなデッカイマンションとかではなくて 普通に建ってる家なのです。
みんなが一生懸命 一生をかけて建てる一戸建てなのです。あれに一番 落とし穴があるんです。