僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

文化の日

昨日は文化の日だった。
私にとって文化の日は 文化の日ではなくて 特別な日 父の命日なのだ。
ある意味 私の人生の分岐点の一つであったろう日なのです。その日を境に 人生のひとつのポイントがそれまでとは 違ったように動き始めた日。
なんといっても ウチは 父を中心に全て統率されて 全て管理、フォローされていたものだから 父の死と共にその システム全てが崩壊してしまったのです。
私は高校卒業と共にここ京都に居を移して こっちで自活していますが 離れていても 何かと色々なことの支えになってくれておりました。ウチには 兄がいまして兄が父の跡を継いでいますが、やはり 全く役不足で それらの崩壊を止める事はできませんでした。さまざまな事の崩壊。
母はまだ健在ですが もう私は故郷に帰ることはないでしょう。もし母が死んだら 葬式には帰るでしょうが それだけでしょうね。
人ひとりが死んで これほど悲しかったり 生活が変わるってことはそんなになかった事なんですが、やはり それだけ私が頼っていたし 尊敬していたからだと 死んでからよけいに思います。
文化の日になると いろんな事を思い出します。
父のガンのこと。告知のこと。闘病のこと。葬式のこと。葬儀屋と喧嘩したこと。財産の相続のこと。保険金のこと。母のこと。これからのこと。など いろんなこと。
また 来年の文化の日になったら いろいろ思い出すんだろうと思う。嫌なことばっかり、思い出したくもないことばっかり。
だから 文化の日は嫌いだ。