僕の奥さんはイケズな京都人

長々と文句ばかりなブログ

就職のきっかけ �B

結局 目指してた会社は全滅で なんかよくわからない会社に なんとか引っかかったみたいでした。でも もう就職活動から開放されると思うと一安心 なカンジで そこの会社に行こうと決心したのでした。後はなんとか 卒業証書をゲットしなくてはいけない。これも 就職活動より難関なのであった。なんせ もう5年もいってるし これ以上行こうとも思ってないし。
しかし、私が行ってた学校は文部省からクレームが来るぐらい留年率の高い学校だったのです。私の専攻してたのは その中でもダントツ 留年率が高く4年で卒業する人は半分もいなかった。 まあ 生徒の質が悪いからそうなんですがね。ちょっと 話がそれてしまいました。
とりあえず 就職が決まってるのに卒業できないのはシャレにならないので まるで高校生のように毎日 朝から晩まで学校でした。それでも 何の保障も得られないので 最後には教授に貢物作戦までやってしまいました。 貢物が功を奏したのか 史上最悪の大学を5年かけて卒業できました。そして 訳のわからない会社に入社したのです。
この会社なんですが、私はいつもこの会社を表現する時 ロンパールーム みたいな会社と言います。(今は違います) 
この会社はその業界では有名な会社(私は知らなかった)で男の社員はほとんど全部 縁故だったのです。だから 学校にもどこにも 求人がなかったのでした。女性社員はある短大と契約を結んでそこの短大からだけ取っているようでした。で なんで私だけ縁故じゃなくて社員?という状況。
一応 働きたいという人に対しては入社試験をしていたんですが、なんか 違うんです。
実は、この会社には 私の大学の同じクラスの友達の友人が勤めていたのです。そして その友人が、「同じクラスの子があなたの勤めてる会社うけるんだよ」って  その子に話をしてたんです。その事は友人から聞いていました。
で、入社して数ヶ月たったある日、その友人の友人の子と話す機会があって 話をしたんですが、その子は総務勤務で ある日 総務部長からこんな質問を受けたのだそうです。
「どっちがいいと思う?」 それは 履歴書で 私と誰かのの2通。そして その子はそれを見て 一通が私だとすぐ思ったそうです。で 「こっち」 と私のほうを選んでくれたのでした。
それで 私の入社が決定したのです。なんちゅうええ加減な会社や!
ある意味 なんとラッキーな話なんでしょう! もし 違う子に質問して もう一方の人を選んでたら 私の入社はなかったのですから。
人生なんてそんなものです。試験でも ちゃんと丸バツはっきり点数で 合否を判定するならいざ知らず 面接で判定するんだから いい加減なもんです。
私の半年に及ぶ 就職活動は一体 何だったのだろう?と考えることもありましたが、結果として1番よかったのでした。数年前 コネで受けた会社は倒産しましたし、社長面接までいった会社は 内情がかなり悪く ほとんどの社員は続かない会社でったのです。もうひとつの大手の会社は 最近ではカナリ その業界でも数字を落としているらしく かなり危ないとのこと。私のいた会社は私がいたときより 今はボーナスがいい。リストラが成功して 業績がいいとのこと。
まあ 私はやめちゃったんですがね。世の中 一寸先はわからないもんです。コネとかタイミングとか運とか いろんな実力とは関係ないところで人生は 左右されてるのです。
おもしろいもんです。